この記事では、クレジットカードの支払いが出来ずに、ブラックリストに載ってしまった！場合はどれぐらい期間カードが作れないのかについて紹介します。
カードの支払いが遅れてしまった場合
と心配になりますよね。
また自己破産や債務整理などを考えている場合は、いつからまたカードが作れるのか？もすごく気になるところです。
カードで支払いを色々と登録していると、使えなくなるととても不便。
「ブラックリストに載っている期間」や、「何故、ブラック扱いになってしまうのか？」が分かっていれば、余計な不安にならなくて済むし、分かっていれば新規でカードを申し込むときも注意できます。
【結論】「ブラックリスト」は存在しない。
実は「ブラックリスト」というリストがあるように思われていますが、ブラックリストというものは存在しません。
「支払い事故」を起こしてしまっていて、カードが利用できなくなったり、新しくカードが作れなくなっている事（信用が低い状態）を「ブラックリストに載った」などと一般的には言われています。
それぞれの信用情報機関に記録されているのは、客観的な事実に基づいた情報が記載されているだけです。
一例を挙げると…
- 名前や個人情報
- 申し込み情報
- 支払い情報
などです。
つまり「支払い事故」になった人の情報が一覧にまとまっている訳ではないということです。
カード会社では新規カードの受付をする際に、各信用情報機関に問い合わせをして個人情報を照会します。
そこで、過去の支払いの状況や申し込み情報をみて、「カード発行OK！カード発行NG！」と判断しています。
カードが作れない期間はどれぐらい？
CICの場合はクレジットカードの支払い事故が起きてしまった情報は、基本的に延滞が解消した日から5年以内は保有されています。
自己破産についても同様に、5年間保管されています。（銀行系の場合は10年保管されているので注意です。）
それ以外にも、申し込み情報やクレジットカードを利用した履歴は6か月間保管されています。
一般的には支払い事故を解消してから、5年～10年でクレジットカードを作る事は可能になります。
ただし支払い事故をしながらカードを使う事も出来るので、
というわけではありません。
ブラックリスト（支払い事故）入りの条件とは？
カードの支払いが遅れたり、支払いを放置するなどの行為が繰り返されるとカードの利用停止等や新規でのカードの発行がむずかしくなります。
銀行カードローンと信販系のカードローン、消費者金融系のカードローンで情報が別れていて、どこかで支払いの事故が起きるとカードが新規で作りにくくなるといわれています。
たしかに新規でカードを作りにくくなりますが、作れないということはありません。
ペンギンの体験談
支払い事故を起こしたカード会社との間ではカードの利用停止になりましたが、他のカードはしっかり払っていたので、そちらは問題なく使う事が出来ました。
ただし限度額は低く設定されていたので、情報は共有されていたのでしょう。
また限度額が低く設定されていても、「一時的な利用額の増額」の相談にも応じてくれたので、限度額を超えて利用する事も出来ました。
カードの支払いが遅れた！
カードの支払いが1日2日遅れた程度であれば、事故扱いにはほとんどなりません。
それぞれのカード会社によって延滞になる規定がありますので、カード会社に問い合わせしましょう。
参考» 楽天カードが支払えない！払えなかった時にする事はこの３つだけ！
参考» クレカを延滞するとどうなる？1分で出来る電話テンプレを紹介！
自己破産などすべてのカードに支払い事故が起きた場合
クレジットカードを複数使っていて、自己破産などをするとすべての会社のカードが利用停止になります。
5年～10年間の間新規でカードを作るのが難しくなりますが、一番早い信販系のクレジットカード会社であれば、5年待てば作れるようになります。
カード会社によってバラつきもあるので、まずは審査の通りやすいクレジットカード会社を選ぶ事が大切です。
何故なら最初のカードの審査に落ちてしまうと、次回のカードを申し込む際に審査に通りにくくなるからです。
連続でカードの申し込みをするのは危険！
申し込み履歴も6か月保管されているので、万が一審査に落ちたら6か月後に再度別のカード会社に申し込みをしれください。
すぐにカードを審査するのはだめですよ。
カードの片方が支払いできない
カードを複数枚持っていて、使い分けている場合に片方が支払いが出来ずに、もう一方のカードは支払いできている状況の場合は、優先して使う頻度が高い方を払っていればそのカードが支払い停止になることはほとんどありません。
消費者金融系のカードで支払いが出来ずに、法的な処理の一歩手前まで行っていた時も、銀行が差し押さえになってしまい、引き落としが出来ずに放置していた時もまったく問題なく別のカードが使えていました。
この方法はおすすめしている訳ではなく、万が一両方支払いが出来ないとなって、どうにもならない場合、慌てないでほしいだけです。
まとめ
まとめ
- ブラックリストは存在しない。
- 最低5年待てば新規のカード申し込み出来る。
- 一つのカードが払えなくても全カード利用停止にはならない。
ブラックリスト（支払い事故情報）が記録されたからといって、一生クレジットカードが作れない訳ではありません。
5年～10年でまた新たにカードが作れるようになるので、無計画なキャッシングやカードローンの返済に追われているようであれば、いったんすべての債務の整理を考える必要があります。
借金をなくすのは気持ち的にもよい訳ではないし、何か悪い事をしているような気にもなりますが、それよりも必死で払っていって体を壊したり、家族に迷惑をかけてしまうことのほうがよっぽど悪い事だとおもいます。
いま支払いがきついなら、支払方法の変更（リボ払いや支払いの再計画）だけでなく、ローンの整理も視野に入れてみたほうがよいです。
