【元・借金1億円】自己破産から私が立ち直った「お金の習慣」チェックリスト

借金という長いトンネルを抜け、本当にお疲れ様でした。今、あなたの目の前には、新しい未来への道が拓けています。

このページは、かつて1億円の借金で自己破産した私が、実際に一つずつ実践して立ち直った「お金の習慣」を、具体的なチェックリストにしたものです。

これは単なる節約術や投資法ではありません。二度と過去に戻らないための「心の土台」を作るための、私からのエールです。ぜひ印刷して、一つずつチェックしてみてください。

フェーズ1:守りを固める「守備のお金」習慣

でも、まず何から手をつければいいのか、途方に暮れてしまいますよね。大丈夫です。どんなに高いビルも、最初は基礎工事から。二度とぶれない土台を、ここで一緒に築いていきましょう。

私も最初は家計簿をつけるのが面倒でした。でも、いざ記録してみると「こんなものにお金を使ってたのか…」と愕然としたんです。特に食費と雑費。この「現実の直視」が、全ての始まりでした。

  • 家計簿アプリなどを使い、自分が「何に」「いくら」使っているかを1ヶ月間、正確に把握した。
  • スマホの料金プラン、保険、動画配信サービスなどの「固定費」をすべて見直し、1円でも安くした。(私の場合、スマホを格安SIMに変えただけで月5,000円、年間6万円の節約になりました。この6万円が、最初の生活防衛資金の大きな元手になったんです。)
  • 給料日には、まず貯金額(例:手取りの1割)を別口座に移す「先取り貯金」の仕組みを整えた。
  • 万が一に備える「生活防衛資金」として、まず「生活費の3ヶ月分」を貯める具体的な目標金額を設定した。

フェーズ2:未来を育てる「攻撃のお金」習慣

守りが固まったら、いよいよ未来を育てる番です。借金返済に充てていたエネルギーを、今度は自分の資産を増やす方向へと向けていきましょう。

初めてNISA口座で投資信託を買った時、たった数千円なのにものすごく緊張したのを覚えています。でも、その小さな一歩が「自分も投資家になれた」という大きな自信に繋がりました。

  • 手数料の安いネット証券の口座を開設し、「新NISA」を始められる準備を整えた。
  • 月々5,000円など、無理のない範囲で全世界株式などの「インデックスファンド」への積立投資を開始した。"
  • 自分の経験やスキルを活かせる「副業」にどんなものがあるか、情報収集を始めた。
  • お金に関する本や信頼できるブログを、週に1度は読む時間を作り、金融知識をアップデートし続けている。

フェーズ3:心を整える「精神のお金」習慣

私が一番大切だと感じているのが、この「心」の習慣です。お金との付き合い方は、生き方そのもの。心が整っていなければ、どんなテクニックも役に立ちません。

自己破産した当初は、他人の成功が妬ましくて仕方ありませんでした。でも、SNSを見るのをやめ、自分の小さな成長(=昨日より100円多く貯金できたとか)だけを見るようにしたら、心が本当に楽になったんです。

  • SNSなどで見かける他人の成功や資産額と、自分の現状を比較するのを意識的にやめた。
  • 「今月は1万円多く貯金できた」など、自分の小さな成功をきちんと認識し、自分で自分を褒めるようにした。
  • お金の話をタブー視せず、信頼できる家族やパートナーと将来の計画について話す機会を持った。
  • 自分のためだけでなく、お世話になった人へのプレゼントなど、感謝を伝える「生きたお金の使い方」を意識した。(私もこの2年間50冊以上のお金に関する本を読みましたが、その知識が心の支えになっています。)

おわりに:すべてのチェックは、明るい未来への一歩

最初からすべての項目にチェックを入れる必要はありません。大切なのは、昨日より今日、今日より明日と、一つでも多くの良い習慣を自分のものにしていくことです。

借金を乗り越えられたあなたなら、必ずできます。このチェックリストが、あなたの新しい人生の、心強い相棒となることを願っています。